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蛇とピアスとか、インストールとか、ナラタージュとか、もうそんなのぶっちぎって自意識過剰。 芥川賞に残った理由ってなんなんだろう、同じ女子としては嫌悪感を感じるものが常にある。最近はこういう走った文体がいいのかなぁ。。
な、なんとなく、なんとなくわかる気がするけど、めちゃめちゃ難しい。 ロシア東方教会のことをわかっていないと厳しい・・・の?
細雪@中流家庭 って感じ?非常〜に面白かった。 洋服についてあれやこれや言っているのもいいし、当時の女性観もおもしろい。 このおばあさんのように、自分にもあれやこれや世話を焼いていてくれる人がいればなぁとちょっとホームシックになった。
『「ベルカ、吠えないのか」に対する猫的アンサー。』だそうです。ぶっちゃけこのフレーズがよくわからん。猫で地図と時間をを書く行為ってこと? そんなことより、この小説が舞台にしている地域がまさに私の生息区域。目黒駅が品川区なんて常識だし、知って…
ペンギンプルペイルパイルズ主宰 倉持裕 の戯曲。 岸田戯曲賞受賞。 懸賞応募に熱中する主人公・青木とその妻の紫、不思議な兄の赤太・緑川隣人夫婦のくりひろげるパラレルストーリー。良質なショートショートを読んだ読後感。オチは、「ワンマン・ショー」…
ひたすらキモい。もてない男のキモ話。と思ってしまうのは私が負け犬よりだからなのかなー。そんなつもりないけど。 ただ、バッッファロー’66とブラウンバニーがキモメンが二次元少女に萌える映画という見方はおもしろかった。 他にも著名人めった切り。ベー…
弘兼さんに「ハロー!張りネズミ」調で漫画家してもらうとかなり味のあるものになるのでは?と思うのは冒涜だろうか。 探偵モノといえばそれくらいしか思いつきません。ちなみに死の谷は、東京湾。東京湾をはさんで千葉で起こる憎愛のもつれがテーマの探偵(…
うなぎ女にひろわれた男の子のお話。そこから流れて天気おとこや犬じじと出会い、やがて川から海にでる。いい話なんだけど、いしいしんじの本(長編)で泣かなかったのってはじめてかも。 いしい慣れしたのかなぁ。
本谷有紀子のキャラって、この小説でいう「澄伽」だとするとけっこう引くものがあるんですけど。。ユリイカの「自意識過剰ちゃん発言」から考えるに、どう考えてもそうでしょうぉ。綿矢りさといい、ちょっとかわいい子が小説を書くと、どうしても主人公と重…
『塩気の強いトナカイ肉を薄く切ってコーヒーに入れ、さらにチーズをひとかけかき混ぜながら加え、くちびるに白い角砂糖をはさむ。そして全員が震える指で肉とチーズを混ぜ込んだコーヒーを受け皿に空け、それをすすって天にものぼる美味を味わった。』 いや…
電撃Hpに連載した、ボーイミーツガールの短編集。スタジオボイスで大絶賛だったのでつい読んでみました。あぁ・・・。ここまでピュアなラノベ読んだのははじめてかもしれましぇん。でも「ある日、爆弾がおちてきて」「むかし、爆弾がおちてきて」できれいに…
この間、自分自身が心療内科に行ってきたので結構落ちる。こうして、「他人事じゃないよ」と思わせる設定が面白いんだろうけれど。
となり町戦争の次の短編集。となり・・・の時は、村上春樹的?とも思ったけれど、今回はそうでもない。最後の送りの夏といい、結構ウェットな感じのものを書く人なんだなぁと。現代を舞台にしたファンタジーという点では、変わりなし。そういう意味では星新…
途中からの破綻?ぶりがとにかくすごい。NewType連載であることを実感させた。
なぜだか私は翻訳された小説を読むのが苦手で、今まで避けてきていたのだけれど、翻訳夜話を読んでから、そのうち読んでみたいなぁと思ってた、レイモンド・カーヴァー。村上春樹翻訳ライブラリー、なかなかいいものをつくってくれるじゃないですか。 この短…
キッチンは本当に好きで、それからずっと吉本ばななは読み続けているけど、やはり青春の思い出というか、 今、LIVEで自分に響いてくるものではないなぁと思う。
うううううーん 内容が薄いっ ユリイカのいーたん特集くらいがんばってほしかったな。